例年になく開幕が遅れた上に、シーズンを通じて魚影も薄く、諸般の問題に伴って5月より様々な制限が入る中での釣行ということで、総じて厳しいシーズンでした。
釣りに行くことができただけまだマシ・・・とも言えますが・・・。
昨年であれば、衣浦にて中旬にキビレ、下旬に年無しを含むクロダイ、14号地でもチンタが釣れてたのに・・・。
時間的な制約により、回遊が入るまで粘る(釣れるまで粘る)ことが難しかったのもありますが、それ以前に海に生命感を感じられず、エサ取りすらもない状況だったわけで、結局初アタリと初ゲットは6月11日のキビレとスロースタートなシーズンとなりました。
前者は春先にチビレが釣れ、ガチ勢も見かけたことから実績があるのかと思いきや、本丸は『レギュレーション違反』の釣り広場奥であり、水路側はタダのバーダー。乗っ込みの時期が終わると、魚はおろか釣り人すらも一切消えました。薄情なものやね。
後者の一色は思いのほか水深あり、干潮時間帯でも釣りができそうという優位性は認識したものの、ポテンシャル的にはチンタやチビレサイズが基本のようで、30cm以上のクロダイサイズ、キビレサイズが居るのかは分からずに調査終了。
結局のところ、クロダイ(チンタ)は何処にでもいる魚であり、粘ってればそのうちに釣れるモノの認識ですが、基本的に同業者が居ない場所で簡単に釣れるわけないわな・・・ということで、不浄の地と、不毛の地に戻りました。(こっちも同業者は皆無ですが)
・・・レギュレーションの縛りは絶対だからね・・・仕方ないね・・・。
昨年と同様8月以降はイマイチ感が漂い、完全試合上等の運ゲーになってましたが、これは場所的に仕方がないのか、ただ単に運が無いのかは分からず。
ただ、7月下旬から8月上旬にかけては比較的安定して35cm前後のクロダイサイズが釣れていたようで、自分も比較的簡単に釣ることができました。(実際のところ、技術もへったくれもなく、カニエサを適当に放り込んで探り歩くだけの運ゲーですが・・・)
当然ながら、好調なんて長く続くわけも無く、8月中旬以降はチンタですらも困難な状況に。
気のせいか、ここ何年か14号地のチンタの数が激減しているような気がするのですが、これは大丈夫なのでしょうか・・・。
なお、釣ってる人は釣ってるとのことで、おそらく特徴的なアレを持ってるスキル持ちの方だろうと推測しますが・・・今年は見かけてないので何とも。(14号地でクロダイ釣りなんてやってる人は限られており、時間帯(厳密には潮位)で更に釣り人が固定化されます)
数なんて酷い有様ではありますが、レギュレーション縛りや釣行時間帯等の制約を踏まえると、ここらが自分の釣行スタイルの限界だと思います。(逆に言うと、タダの運ゲーに対する改善・対処方法が無いとも)
14号地でクロダイサイズ狙うとなると、先端で矢作川の回遊狙いに絞る(矢作川はレギュレーション違反)か、これまでと同様に運任せでテトラ帯を探るしかありません。
割り切って、小針を使って当歳根魚や今後釣れるかもしれない当歳チンタなんかを狙うのもアリかもしれませんが、釣りとして面白いかは別問題。
昨年秋にふと様子見した場所が気にはなるので、長竿(極 前打ち F53UM)を投入して前打ちで狙ってみる可能性がありますが、まぁ、無理でしょうね。釣れたらそれこそ奇跡だわ。
まぁ、先のこと考えてもしょーもないわけですが、要件を満たす前打ち竿があれば、シーズン開始までに一本追加する可能性があります。
とある釣り雑誌で、がまかつの前打ち竿モデルチェンジに伴うテスト釣行の記事をちら見し、来春リリース予定とあったので、どうせならこれで良いんじゃないのとも思うが、具体的にどんな竿で、実売価格はどの程度になるのかわからないので何とも。
がまかつのヘチ釣り竿は有名どころですが、前打ち・落とし込み竿の評価を見たことが無いし、がまかつ提供の釣り番組でも登場しないから、なおさら判断が難しいです。